長く勤めてると自分の会社が正常なのか異常なのか分からなくなります。 そういうときこそ冷静に自分の会社を見つめてみましょう。 ここでは深みにはまる前に脱出することを目的として、ブラック会社の判断基準を考えます。
教訓「ブラック会社にいると自分もブラックになる」
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退職者は独身ばかり |
彼らは身軽だからこそ辞める |
家庭があったらおいそれと辞められませんよね。ごもっともです。 でも居心地のいい会社って既婚、独身に関係なく居心地いいと思うんです。 独身者がバンバン辞めるって事は、この会社じゃとてもじゃないけど頼れないと思うからです。 |
独身者に混じってたまに家族持ちが辞める |
家族持ちでも辞めたくなる会社 |
こういう会社はもうブラックでしょう。 会社を辞めるっていうのは辞める側にとってとても面倒なこと。 独身者ですらそうなのに、家庭持ってる人が辞めるような会社っていうのは とんでもない会社と考えて間違い無いです。 |
短期で辞める人が多い会社 |
長く居られない会社 |
普通、会社入るときってなんかしら目的があるじゃないですか。 そういうのをここにいたら叶えられないなって思うから辞めるんです。 これは当の社員に問題があるんじゃなくて、組織に問題がある。 退職者のほとんどが一年未満で辞めるような会社は間違い無く慢性的な問題を数多く抱えています。 |
毎月の退職者が全従業員の5%を超える |
高い離職率 |
たくさんの退職者を毎月のように出している会社がまともだとはとても思えません。 現に退職者がまったく居ない(定年・死亡や寿退職を除く)会社っていうのはありますからね。 人事から毎月発表される人事通達みたいなのを見てみましょう。 |
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社員へのパワハラが横行している |
モンスター上司 |
上司の権限を利用したパワハラ(パワーハラスメント)は、ブラック会社では後を絶ちません。 今はあなた以外の社員がターゲットになっていても、安心していてはいけません。 もしもターゲットになっている人が会社からいなくなったら、 次にターゲットにされるのはあなたかもしれないのですから…。 |
過労で病気になる、鬱になる人が多い会社 |
会社員という名の奴隷 |
不況が続く現代の日本では、正社員の数を極限まで削減する傾向があるため、 残った社員に過大な仕事の負担をさせる会社が増えています。 あなたの周りに過労で病気になったり、鬱病で休職したりする人がいたら要注意です。
しかも、そういう人が出てしまうと、それ以外の人の負担がさらに増すため、 病気・鬱病になる人をさらに誘発する恐れがあります。
さらに酷いと、過労死や自殺という事態にまで進行しまうこともあります。 もし自殺や過労死が原因であなたの会社が遺族から訴えられてたりしていたら、 その会社は完全に真っ黒と考えていいでしょう。 |
内定切り・新卒切りを行っている会社 |
人事が無能であることの証明 |
一旦内定を与えた学生の内定を入社前に取り消す「内定切り」、 入社したばかりの新卒社員をすぐに解雇する「新卒切り」は社会問題化しています。
こうした行為は学生/新入社員の人生を無視した身勝手な行為であることは間違いありませんが、 一旦採用した人をすぐに解雇している(採用すると決めたのに取り消す)ということは、
人事担当の部署がまともな採用計画を持っておらず、無能であることを証明しているようなものです。
人事を行う部署は会社の中でも非常に重要なセクションです。 その部署に無能な人材しか配置できないような会社は、 この会社には無能な社員しかいないと自ら喧伝しているようなものです。 |
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