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ホーム > ブラック会社の見抜き方 > 社内工作員の典型例
社内工作員の典型例
なんか「工作員」っていうと映画やドラマを思い出しますね。
でもあなたの会社にも居るんですよ。工作員が。
ふだんは普通の社員と変わらぬ感じなのに、実は極秘任務を遂行していたり・・・
するわけではありません。

映画などの「工作員」ってこう、すごく鍛えられていたり、いろいろな言語を話せたり・・・
と非常に優秀な感じ(?)がしますが、
この「社内工作員」に限って言えば別に優秀な人間がなってるわけではありません(笑)
そしてブラック会社ほど「社内工作員」が多いものです。

ちなみに「社内工作員」は自分のクビをかけて活動してるっていうことをわかっていませんし、
自分がやってることが悪いことだという自覚もありませんから、
いざその活動を咎められると逆ギレします。

このページでは別名社内寄生虫ともいえる彼らの生態をみてみましょう。
もし周囲にいたら、皆で追い込んで「懲戒解雇」をお見舞いしてやってもいいですね。

社内工作員のホンネ「みんなやってるだろ!」

電話工作 テレフォン部長
「社内工作員」がまず得意とするのはこの電話による工作です。

「あ、この電話は他でもなく、根回しの電話なんだけど・・・。」

根回しの電話ってアンタ、いきなりそうきますか...
そんなんで給料もらってんのかよ...とあきれるのもつかの間、
仕方なく話を聞いていると、出てくる言葉は何の事はない、仕事を円滑に進めるための根回しというよりも、
「自分が仕事してることを主張するため」の根回しだったりして思い切り脱力させてくれます。

ブラック会社では大規模なミーティングや進捗会議、部門間会議、事業所間会議などの直前になると、
必ずこの手の電話があちこちでかけられています。上の役職に行けばいくほど、たくさん電話をしています。
給料の差は電話量の差と言っても過言ではありません(笑)

課長、次長、部長みんなこんな感じですから、呆れてモノも言えません。
これで進捗会議が無事済んだとして、それって社の利益になるんですかね?
僕には何かを隠そう、何かを闇に葬ろう、何かをごまかそう
と必死になってるようにしか見えないのですが。

工作員は、
「仕事してないことがばれないように」
「でたらめにやっちゃった仕事がばれないように」
「変な商品作っちゃったんだけど、社内で追求されないように」
「人に仕事をなすりつけるために」
一生懸命朝から晩まで電話しているわけです。
もちろんその間、仕事はほったらかし
正直、真似できません、そのエネルギッシュな工作活動は(笑)

ぜひその醜い姿をご家族に見せてあげたいです。

こんな電話工作員、あなたの会社にもいたりしませんか?
もし判らなければ、就業時間中、電話してばかりいる方々をよく見てみるといいでしょう。
電話はそいつからかけていませんか?
そしてそれが客先でなく、社内相手の電話ではありませんか?
そんな奴が居たら、そいつは間違いなく電話工作員です。

こういう仕事してるフリや、失敗を強引に成功とみなそうとする姿勢、幼稚な根回しっていうのは、
間違いなく「実力主義」「独立採算制」「年間目標達成シート」の弊害です。
中にはそれらの制度のもと、
「上から下までギスギスしているけど平等で合理的な会社」
に見事再生された会社もあるかと思います。
しかし大半の会社は中途半端に導入してしまい、かえってこのように不平等、
非合理的になっていると思われます。仕事そのものに夢中になる方よりも、
仕事してるフリを取り繕うことに夢中な方々が増えてしまったのかもしれません。

日本の会社にこの手の「無意味なものさし」を持ち込んだ方やこぞって広めた方々は、
いったいどう考えていらっしゃるのか聞いてみたいものです。

まあ聞いたところで、もう二度と増殖・増長した「社内工作員」が減ることはないのですけど(笑)

ちなみに似たような活動として、
「メールを使用した仕事してるフリ活動・仕事なすりつけ活動」
なんていうのもあります。
よく知らない相手から馴れ馴れしい仕事がらみのメールが届く場合は、
(もちろんCC:に大量の管理職)
その送信者が工作員である可能性大です。ご注意を!

移動工作 出張課長
「移動工作員」はとにかくよく動きます。

といってもよく働くわけでもなく、仕事のために動くわけでもありません。
「自分が動くために仕事を作る」のです。

「出張手当で副収入」課長
「マイレージ獲得大作戦」役員
「単身赴任中なのによく戻ってきてる」係長
なんていうのは間違いなく「移動工作員」ですね。

社員が仕事名目で動くって言うのは実はかなりお金がかかります。
例えば新幹線。東京←→大阪を往復するとそれだけでン万円です。
でもって宿泊費や出張手当などが発生します。1泊2日で軽く5万円は超えますね。
でもって行った先でくだらない仕事しかしていないとしたら、
2日間ほっつき歩いていた分、さらにプラスアルファの損害です。

マイルや出張手当をフトコロに入れるために、
会社にはそれよりもっと多くの無駄遣いをさせているわけです。
こういうバカに遣われたお金はドブにすてたも同じではないでしょうか?

「必要な仕事だし、そのためには移動もやむをえない。移動も仕事だから・・・」
なんてい言い訳、このご時世通用すると思います?
なんのための高速通信回線だったり、翌朝には届く流通事情だったり、
テレビ会議だったりするのでしょう?

面白いもので出張に行く人っていつも同じ人です。回数をカウントすれば一発で判ります。
中には愛人連れて行っちゃったり、家族を連れて行っちゃったりする奴までいます。

書類の偽造工作 つるセコ(古)係長
書類っていっても大した書類じゃないです。
機密書類でもなんでもなく、でも「社内工作員」にとって極めて重要な書類です。
その偽造技術はパスポート偽造並と言われます(笑)

彼らが必死に習得する偽造技術。それは…「領収書の偽造」です。

領収書のゼロを1個書き足したり、
架空の店の領収書を自作して経費請求したり、
工作員同士で飲み食いした領収書を「接待費」として出したり、
会社の買い物に自分の物を混ぜていっしょに領収書切ってもらったり、とその手口は多種多様です。

どうやったら身銭を切らずに済むかに収まらず、さらに利益まで追求し続けているわけです
その姿勢は感心しますが真似したくないし、そんな奴の言うことなんて聞きたくありません(笑)

「なんでも経費」部長なんていうあだ名のバカや、領収書にゼロを1個書き足してクビになった課長
はどの会社にも1人や2人いるでしょう。前の会社で居たのですが(ちなみに彼は部長です。)
彼は「夜のお店」の領収書まで堂々と出していました(笑)

どうも管理職になると乱れる方が多いですね。
今まで普通だった方が昇進とともに「社内工作員」としてデビューし、大活躍してしまうようです。

これってどういうことかわかりますか?
会社は、仕事のこと、部下のこと、会社の未来なんて何にも考えていない奴を
管理職にしてしまったということに他なりません。
彼らは「会社から与えらた役職者としての業務上の決定権」を、
最大限自分の私腹を肥やすために有効に利用するでしょう。

こんな奴が管理職やってる会社なんて、その会社そのものがまともじゃないですし、
おそらくその上の人間も同じようなことをやってると思って間違いありません。

業者との癒着 甘い汁に群がる工作員
これもまたよくありがちなことです。

「いつも同じ外注先」
「入札はテキトー」
「見積書をろくにチェックすることなく承認」
「納品物がデタラメ」
なんていうのは工作員の仕業です。

こういうのって何か貰ってます。間違いなく。
どうも間接的に金品を受け取ることは十分可能なようで、
それを咎めるか咎めないかは会社次第みたいです。

やはり働かずに手に入れたアブク銭は派手に遣ってしまいたがる傾向があり、
「派手なクルマ」に乗ってしまったり、「金遣いが荒かったり」してしまいます。
このへんは大金を手にした犯罪者とまったく同じですね(笑)

会社の責任あるポジションの方申し上げたいのですが、
協力業者の選定や部材調達に常に関わってる(関わってこようとする)人間がいたり、
もう何年も付き合っている業者なのに一向にコストが下がらなかったり、
また納品物のクオリティがぜんぜん上がらないようなことがあるのでしたら、
その担当者を内偵することを強くお勧めします。

不当な金額で仕事を振り出し、バックマージンを受け取っているかもしれません。
もし事実をつかんだらぜひクビにしてください。それで少しはまともになります。

もっともあなたも同じことをやっていたとしたら、トカゲの尻尾切りになっちゃいますし、
恨まれて刺されちゃうかもしれませんけどね(笑)

盗聴・盗撮 工作員だけに十八番かも!?
ちょっと本当の「スパイ」っぽいですね(笑)
テレビで探偵さんが言ってましたが、最近はごく普通の人が盗聴器を仕掛けるそうです。
どうも人が自分について何を言っているか気になる方が増えているらしく、
そうして得た情報を出世競争で利用するのだろう、と。

盗聴器・盗撮器自体もすごい小型化されているようで、「うわー」な感じなのですが、
何も本当に買って仕掛けなくても…と思うのは僕だけでしょうか?

考えてもみてください。こんなもの仕掛けたところでバレたらどうするんでしょう?
「盗聴器が仕掛けてある会社」っつーだけで引いてしまうのに、
「仕掛けたのは社員」っていうのはあまりに情けなさすぎです。
そうまでして登り詰めたいところには何があるんでしょうか?きっと「何もない」と思うのですが(笑)
たいていの人は「そこまでホントにやる奴なんかいるの?」と思うかもしれませんが、実際、居るようです。
ばれたときのダメージとかって考えないのでしょうか?不思議です。

ひょっとすると、だんだん目的が変わってきて、
更衣室を盗撮しはじめる変態工作員なんていうのも出てくるかもしれません(笑)
まあそんなことはありえないでしょうが、もしそんな会社があったら最悪ですね。
変態工作員をクビにするだけでなく、所属する部署ごと消滅させたほうが会社のためです。
 
風説の流布 「人間関係破壊活動」の基本
部下や同僚に対して「あいつ使えねぇよ」が口癖な方は居ませんか?
また、誰にでも噛み付くような雰囲気を漂わせているのに実際は「イエスマン」な方も同じです。
これもまた工作員による「工作活動」の一環とみなしていいでしょう。

本当に叩かれるべきである「使えねぇ」方もいらっしゃるかと思いますが、
このように他人をとりあえずけなすという行為や、
「誰にでも噛み付く」そぶりを見せながら実はなにもしないという姿勢は
「自分のポジションを死守するための風説の流布」行為と考えてかまいません。
代わりに誰かを犠牲にすることで、自分の無能ぶりに目を向けさないという実に汚い手口です。
さらに悪いことにこういった「風説」が起点になって人間関係が壊れていきます。
こんな奴が上司だったら最悪ですね

会社に対する依存度が高い人間ほど、こういう「風説」に流されがちです。
会社員の方ならわかっていただけると思うのですが、
ガセネタでも十分すぎる破壊力を持つことがあるのです。

「そんな奴の言うことなんて気にしなければいいじゃん」はい。そのとおりなのです。
しかしこれは言われたことのない人かもしくは工作員本人の言い分で、
実際は言われた側が人間である以上、無理な話です。
「何であんな奴に…」と考えると悔しさで夜も眠れなくなるでしょう。

この手の人間に「標的」にされたとき、あなたが取るべき対応はただ一つ。
「道連れ覚悟で反論する」に限ります。

そもそも風説の流布だけで生き残っていけるほど会社というのは甘くはなく、
この手の人間は実は仕事ができません。
とっかえひっかえ誰かを叩いて生き長らえているだけですから、
「無能の証拠」を抑えて、バシッといってやることで急におとなしくなります。
まあ歪んだ人格の持ち主ですから、あなたに対し、面と向かわなくなっただけで、
裏では同じようなことを続けるかもしれませんが、多くの場合、
急にやわらかい態度で接してくるようになります(笑)
 

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